4.神との対話1【解説】P16 神からのメッセージはどこに?
神からのコミュニケーションの手段として、一番多いのが
”感情への働きかけ” とのことでした。それから
”思考(イメージが含まれる)への働きかけ”
”経験への働きかけ” それらすべてが失敗したとき、最後に
”言葉の使用” ということでした。
言葉は理解の助けにはなりますが、シンボルでしかないため、曲解や誤解が生まれやすいのです。
確かに、同じ一つの言葉でも、人によって受け取るメッセージが変わってしまうことなど普通にあることです。
現代でも情報の取捨選択は日常的に重要なことになっていますが、
昔の情報伝達の手段は主に言葉でしかなかったため、
その言葉のどれが真実なのかを選択するのは容易ではなかっただろうということが分かります。
どうしてもあいまいになってしまう言葉による情報ではなく、
自分の感情と思考と経験のほうを重要視しなさいと、
神さまは伝えてくれているのです。
ところが、ここで神さまから注意が入ります。
すべての感情や思考、経験、それに言葉が、わたしから発せられたものだとは限らない。
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わたしの名で、べつの者がたくさんの言葉を口にしてきた。
「神さまがこう言った」と誰かが言ったり書いたりしていても、
それらを鵜吞みにしてはいけないよと、注意されているのです。
ですので、私のこの解説ブログやニールさんが書かれている文章も、昔に書かれたお聖書なども、ただまるまる信じるのではなく、自分の経験や考えというフィルターに一度通してみることをお勧めします。
自分の頭の中にあるフィルターにかけてみて、「信じたい」と直感的に思えるなら信じるのが良いでしょうし、常々私も…ほとんどすべての情報に対してそうしています。
神からのメッセージと、そうでないものとを見分けることは、なかなかむずかしい。
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この二つの違いはわかりにくい。
区別するには、基本的なルールをすなおにあてはめなければならない。
大切と伝えられた感情・思考・経験でさえ、「わたし(神)から発せられたものだとは限らない」ということです。
どれが神からのメッセージなのかが分かる”基本的なルール”とは、いったい何でしょうか?
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