首里観音堂と周辺さんさく

首里観音堂と周辺さんさく

10月に入り、日曜日の朝に散歩を始めました。
先週は識名宮まで歩き、今日は首里城周辺を歩きました。
識名宮についてはこちら

首里に向かうには坂道を登ることになります。
首里城周辺は景観が守られているため、コンビニの看板の色も茶色で
さほど目立ちません。
昔ながらのホテルやマンションもありますが、大きな邸宅がちらほら見られ、
高台にある街特有の高尚さを保っています。

まずは目的地である首里観音堂に行きました。

門前で掃除をしているかたに挨拶をして階段を上がり、
本堂の中でお参りしました。

敷地内の弁才天様、摩利支天様、大国様が祀られているお堂にお参りして
ひと休みし、海まで見える高台の景観と風を楽しみました。

また、敷地内には戦火を逃れた「長寿樹」や「南溟樹」と呼ばれる大きなガジュマルの樹があります。
自身を立派に支える根を持ちたい、根を張りたいと願う私は、畏れを感じつつも樹木から垂れる根を触らせてもらいました。
手にジーンとした痺れを感じ、ガジュマルの樹の神々しくパワフルな気が伝わり、とてもありがたく思いました。

首里観音堂を後にして、まだしばらく坂道を登っていくと池が見えてきました。
そこは「龍潭」と呼ばれる池で、龍の頭の形に作られた池なのだそうです。
そびえ立つ首里城が池に映る昔ながらの景観地とのことで、県指定史跡となっています。
見たことのないたくさんの鳥(バリケン)が道路わきで羽根を休ませており、
カメが甲羅干しをしていました。

頂上にある美しい首里城は、この土地の豊かさを物語っています。

そのような街並みの中には、小さくても歴史のある店や、
歴史は浅くても隅々まで整えられたお洒落な店があります。

今朝は、朝6時から開店しているカフェ(ロッカンコーヒー)へ行きました。
付近に住む人でしょう、犬を連れた人やPCで作業している人が
美味しいコーヒーを楽しんでいらっしゃいました。

私はホットカフェラテを頂きました。
繊細なハートのお花が描かれ、飲むのがもったいなかったです。

いつか首里に住みたい…そんな気持ちにさせる素晴らしい場所でした。

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