19.神との対話【解説】P34 愛の性質、不安の性質

19.神との対話【解説】P34 愛の性質、不安の性質

本書34ページの大部分で、愛と不安の対照的な特徴が書かれてあります。

それはとても分かりやすいので、ここの解説でも、そのまま引用したいと思ってしまいますが、
引用文が多すぎるのは解説文として良くないらしいので、今、困っています…。

人間の行動のすべては、愛か不安かに根ざしている。

神との対話1 P34 

この文言は、以前より神さまが伝えてくださっています。
神さまが何度も繰り返しそれを教えてくれるのには、理由があります。
私たちが愛と不安とどちらを選び、どのように行動するのかが、今後とても大切になるからです。

そして神さまは、愛と不安の二極…たった二つの考えが、人間関係だけではなく政治経済から宗教にいたるまで世界中のあらゆる組織や決定に影響を及ぼす根柢の考えであると説明されています。

また、以下の通り、不安と愛の性質について教えてくださいました。

不安はちぢこまり、閉ざし、引きこもり、走り、隠れ、蓄え、傷つけるエネルギーである。
愛は広がり、解放し、送り出し、とどまり、明るみに出し、分けあい、癒すエネルギーである。

神との対話1 P34

このように愛の性質と不安の性質が明示されたことにより、
今、自分の言動や感情がどちらの性質を表しているのかが分かるようになります。

意識をしていれば、もしも今、誰かと話していたとして、自分の言葉が愛からきているのかそれとも不安からきているのかが、よく分かるのです。
自分の言動だけでなく、周囲の人の言動が愛と不安のどちらから来ているのかも、分かります。

たとえば、毎日する掃除でさえ、愛からきているのか不安からなのかで自分への影響が大きく異なります。
掃除することで家が綺麗になり、自分や家族が健康的で気分よく過ごせ、運気も上がるだろうなどと思えるのであれば、それは愛からの行動で掃除を好きだと感じ、楽しさをも感じるでしょう。
しかし他人に家を綺麗に見せなければ自分の評価が下がると信じて掃除をするのであれば、それは不安からの行動で、負担や疲労を感じるでしょう。

他にも、たとえば職場の会議で自分だけが違う意見を言わなければならないとき、それが「愛からきている」と自分でわかっていれば勇気がでることがあります。
保身ではなく、会社の成長のための発言であると自覚していると、それが人に伝わります。
たとえ伝わらなくても、自分自身は傷つきません。
なぜなら、良心(愛)に従っての言動だと自分でわかっているからです。

そうやって普段から「愛か不安のどちらか」が今の言動の元になっているのかを意識していれば、
自分が今どのように考え、何をすると良いのかが分かりやすくなってきます。

可能な限り、愛を選び、愛にもとづいた言動をすると、自分だけでなく周囲の人も気分よく明るく過ごせるはずです。

また、人それぞれ、愛を優先させる対象は”誰なのか”が違うのでしょうが、
私は自分自身を優先させるのが良いと考えています。

なぜなら、自分が幸せでなければ(自分が犠牲者であれば)、愛する周囲の人たちが心底幸せになれるとは思えないからです。

愛する家族やパートナーや友人を幸せにしたいなら、まずは自分を大切に扱い、自分自身を愛で満たして幸せにするのが良いと、考えています。

☆☆プチワーク☆☆
今の自分の言動が、愛からきているのか不安からきているのか、考えてみましょう。

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