34.神との対話【解説】P55~56 自分原因説④自分は何者なのか天に示す
自分に起きる素敵なことや悪いこと、自分が目にするこの世に起きるすばらしいことや恐ろしいこと。
それらのすべてが自分自身が選び、引き起こした(創造した)ということを、前回、神さまが言われていました。
また、そういう考えに到達して、責任を引き受けられるのはイエス・キリストや仏陀を含む「マスター」と呼ばれる人たちであることが言われていました。
全ての人たちがいずれマスターである自分を思い出すとのことだったので、私自身も、そしてこの文や動画を見てくださっている皆様もいつかはこのような認識へと到達するのでしょう。
私たちは、自分自身が神であるという栄光を体験することが約束されていますし、また、この世に生きるすべての人たちの苦難に対し責任を感じて変化を起こさせることも約束されています。
なにごとであれ、それを変える第一歩は、選んだのは自分だと認め、受け入れることだ。
神との対話1 P55
個人として責任があると思えなければ、わたしたちはすべて一体であるという理解を通じて、認めなさい。
それから、間違っているからではなく、ほんとうの自分にふさわしくないからという理由で、変化させる努力をしなさい。
変化させる努力というのは、自分にできることで、やりたいと望むことなら何でも良いと考えています。
小さなことから大きなことまで、自分の立場や経済力や仕事などから…様々な場所で、多くの人たちが世界に対して善意を示し、行動することで世界は変わっていきます。
善意の寄付金や企業や個人のSDG`sの取り組みなどは、まさに世界を変化させる動きの一つだと考えています。
それも、遠く離れた誰かのために義務的にするのではなく、自分自身の胸が痛んだり、平和で豊かな世界の実現を心から望んだりして始めることになるのでしょう。
人々は本来一体であり、この世界は自分自身が創ったものだからです。
何かをする理由は、ひとつしかない。
神との対話1 P55~56
宇宙に向かって、自分が何者であるかを示すことである。
そうすれば、人生は自己の創造になる。
あなたがたは人生を使って、真の自分、こうありたいと願ってきた自分を創造する。
また、ある行動を拒否する理由もひとつしかない。
それが自分にふさわしくなくなった、という理由だ。
その行為が、あなたがたの真の姿を表さないからである。
正しい自分を示したいと願うなら、永遠のなかに映し出したいと思う自分にふさわしくないものはすべて、変えていくよう努めなければならない。
この引用部は、自分や世界を変えたいと願う人たちへの励ましのメッセージだと思えます。
私たちは自分の人生を意識的に創ることができますし、変わることができます。
私たちは、理想の自分や世界を思い描いて、そのような自分がいる世界にふさわしい行動を起こし─あるいは行動を変化させて、そう在る自分を宇宙に示すことができます。
今の自分にできる小さなことからでいいので、始めてみる。
またはやめてみる、変えてみる。
その姿勢が、すでに宇宙に、理想的ですばらしい”自分”を示していることになります。
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