48.神との対話【解説】P75~76自然の法則⑨「最も偉大な教え」
前回、社会的な問題だけではなく、個人に起きるトラブルなど不運に感じることも、私たち(の魂)が栄光へのプロセスとして選択しているということが、神さまから説明されました。
偶然やたまたまは存在せず、すべてが私たち自身によって呼び寄せられているとのことでした。
マスターと呼ばれる存在たちは、当然、そのことを知っています。
そのため人生において何が起きても、動揺することはないのだそうです。
75ページでは、イエス・キリストが十字架にかけられたあと復活を遂げたという聖書の内容を例として、その説明がされています。
イエス・キリストは十字架にかけられることを予期していましたが、逃げ出すことはありませんでした。
十字架の理由は直接的には政治的なこと(ローマ帝国に反逆者とみなされた)でしたが、それを受け入れたのはイエスが人類を永遠に救済するためでした。
真実を見なさい。
神との対話1 P75
そして、あなたがたにもそれが、それ以上のことができるのを覚えておきなさい。
わたしは、あなたがたが神であるといったではないか。
だが、あなたがたは信じない。
自分を信じられないなら、わたし(イエス・キリスト)を信じなさい
上記は、イエス・キリストが人たち(私たち)に伝えた内容とのことです。
憐れみ深いイエス・キリストは誰もが天国に来られるようにと、自ら十字架にかけられることを選んで復活を果たし、世界に衝撃を与えることを望んだのだそうです。
彼はこうして「救い」というものが私たち自身の中にあることを、身をもって伝えてくれました。
その教えは聖書として、様々な言葉の解釈の違いを生みながらも、2000年を経た今でもたくさんの人々に読まれています。
キリスト教の最も偉大な教えは、あなたがたが永遠の命を得られるだろうということではない。
あなたがたには永遠の命があるということだ。
あなたがたは神のもとで兄弟となるだろうということではない。
あなたがたは兄弟だということだ。
あなたがたは求めたものを与えられるだろうということではない。
すでに与えられているということだ。必要なのは、それを知ることだけだ。
あなたがたは自分の現実の創造者だ。
そして人生はあなたがたが予想するようにしか、展開しない。
神との対話1 P75-76
私たちには永遠の命があり、人類は全員が兄弟姉妹であり、求めたものはすでに与えられています。
私たちの命(魂)は確かに永遠で、それが証明できる”輪廻転生”について長く調査されてきました。
ヒプノセラピーでの過去生療法なども存在しており、現在、多くの人が輪廻転生=永遠の命を肯定しています。
人類はみな繋がっていることは、心理学者ユングの言う”集合意識”がそれを説明しています。
いずれは遺伝子研究など、より目に見える形で証明されるでしょう。
求めたものがすでに与えられていることは、昨今は”引き寄せの法則”や”パラレルワールドの存在”などスピリチュアルの分野で数多くの説明がなされています。
それらの真実をしっかりと自分の知恵とすることが、私たちには必要なことと神さまは言われました。
そんなことは信じられないと感じる人は数多くいらっしゃることでしょう。
偶然やたまたま起きることなどが”存在しない”ということも、信じられない人は多いと思います。
けれどもいずれは、これらのことが真実だと、すべての人に受け入れられることになるでしょう。
神さまはそれを約束しています。
ここでようやく、自然の法則の一つめが明らかにされます。
考えることは、現実になる。
神との対話1 P76
これが創造の第一歩である。
父なる神とは考えのことだ。
あなたがたの考えは、すべてのものごとを誕生させる親である。
このことは、「思考は現実化する」という、引き寄せの法則の基本の部分でもあります。
引き寄せの法則については、こちらの解説でも説明しました。
復習はこちらからできます。→ 「11.引き寄せの法則①」 「12.引き寄せの法則②」
自然の法則の第一の法則です。
「思考は創造につながる」・・・私たちは考えることのすべてを、現実として創り出すことができます。
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